新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大が続いており、収束の兆しが見えません。
こういう状況ではありますが、順光寺では、2020(令和2)年の報恩講(ほうおんこう)を11月8日にお勤めします。
感染予防のため、今年は午後法要・一座のみの開座としました。
演台にアクリルボードを設置
飛沫防止のため、演台の上にアクリルボード(パーテーション)を置くご寺院も多いと聞き、順光寺でも設置することにしました。
市内のホームセンターを探ても見つからなかったため、Amazonで検索してみました。
良さそうなものがあったので、早速注文。こういうときに、ネット通販は便利です。
このアクリルボードには、いくつかのサイズバリエーションがあります。
順光寺本堂の演台は、幅が約83センチ、奥行きが約46センチ。台の高さは約82センチ。
幅75センチ×高さ75センチのものを選びました。置いてみると、ちょうど良いサイズでした。
法要における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策
浄土真宗本願寺派の法事・法要 勤修のための留意点(ガイドライン)
浄土真宗本願寺派の公式ウェブサイトには、新型コロナウイルス感染症に関する宗派としての対応や、メッセージポスターの配布などと併せて、寺院やご門徒に向けた感染予防のガイドラインが公開されています。
順光寺でも、このガイドラインに沿った形で、法要をお勤めすることにしました。
順光寺での感染症対策
ご門徒に宛てた報恩講の案内状に、メッセージを添えました。
報恩講における新型コロナウイルス感染対策について
十分な感染予防を行って、法要をお勤めいたします。
「3つの密」(密閉・密集・密接)を避けながら、ともに仏さまのお話を聞かせていただきましょう。
- ご講師の演台に、透明な衝立を設置します。
- 参拝席は、距離を空けて配置します。
- 法要中は、適宜換気を行います。
- 本堂に消毒液を設置しますので、ご利用ください。
- 咳エチケットにご協力ください(僧侶もマスク着用で応対いたします)。
演台に透明な衝立を設置
冒頭で紹介したアクリルボードを設置します。飛沫を防止するためです。
参拝席の距離
ソーシャルディスタンスに配慮し、椅子を配置する予定です。
法要中の換気
本堂の戸を開け、換気を行いますます。
11月に入ると肌寒くなりますので、ストーブを着けておきたいと思います。
消毒液の設置
帳場にアルコール消毒液を用意します。
マスクの着用
僧侶もマスクを着用し、「咳エチケット」を徹底します。
飛沫防止のためのアクリルボード
この記事で紹介したアクリルボードは、サイズが選べるので、演台の大きさを測ったうえで選ぶと良いです。
アクリルボードを置くことで、ある程度は飛沫が防げるかと思います。
このアクリルボードは、カウンターの応対などで使うもののようで、下部分に小さな窓が空いています(小窓の大きさは、幅30センチ×高さ20センチ)。
ちなみに、順光寺では、備品購入時にAmazonビジネスというAmazonの法人向けサービスを使っています(このアクリルボードも、Amazonビジネスで購入しました)。
Amazonビジネスは、宗教法人でも登録ができるので、お寺の備品購入に重宝しています。
取り扱う商品が豊富で、店頭にないものでも手に入るのが、Amazonを使うメリットです。
また、法人価格で安くなる商品があったり、配送料を安くできたりと、護持会計の経費節減にもつながります。