伝灯奉告法要
伝灯奉告法要は、宗祖・親鸞聖人があきらかにされた「浄土真宗のみ教え」が、聖人から数えて第25代となる専如ご門主に伝えられたことを、仏祖の御前に告げられるとともに、お念仏のみ教えが広く伝わることを願い、平成28年秋から29年春にかけて本山・西本願寺でお勤めされる法要です
法要は10期あり、1日1座、80日間勤められます。
伝灯奉告法要は、宗祖・親鸞聖人があきらかにされた「浄土真宗のみ教え」が第25代専如門主に伝えられたことを奉告するとともに、み教えが広く伝わることを願い、執り行う法要です。
浄土真宗本願寺派では、地域ごとに組(そ)という区分があり、大きな法要があると、組ごとに団体参拝が行われます。
順光寺が所属する松江組(区域は、松江市・安来市・奥出雲町・隠岐の島。寺院数は18ヶ寺)は、2017年3月9日に団体参拝を行いました。
組でおよそ156名のご参加があり、順光寺からは5名が参加しました。
御影堂で参拝
法要は、阿弥陀堂と御影堂で同時進行で勤まります。法要が始まると、ご門主は阿弥陀堂、前門さまは御影堂に入堂され、法要の途中で入れ替わりされます。
堂内にはモニターがあり、法要全体の流れを見ることができます。
法要の作法は「奉讃伝灯作法」。2011年にお勤めされた親鸞聖人750回大遠忌法要の「宗祖讃迎作法」の音楽法要をもとに、この度の法要のために制定された作法です。
第25代専如門主伝灯奉告法要の法要作法について|浄土真宗本願寺派 伝灯奉告法要
法要の後、「伝統のつどい」が両堂で行われます。大谷宗家の皆様が揃い、ご門主やお裏方様へのインタビューがあります。ご門主のご長男・敬さま(5歳)の手話を交えての挨拶もあり、和やかな雰囲気の式典でした。
本山のお朝事
翌朝6時、お晨朝(朝のお勤め)に参拝しました。3月とはいえ、京都の朝は冷え込みます。
神戸別院へ
神戸市中央区にある本願寺神戸別院へ参拝。インド様式の独特な建物は「モダン寺」の呼称で親しまれています。
ネット中継
伝灯奉告法要は、2017年の5月31日までお勤まりになります。
法要のある日は、本山の公式サイトで映像が中継されます。ぜひご覧ください。