永代経法要(えいたいきょうほうよう)
- 永代経は、忌日ごとに永代読経して聴聞(ちょうもん)する行事で、本山では毎日行われていますが、一般の寺院では年に一回ないし二回、法座をひらいて行われるのが通例です。
- この法要は、死者に追善回向(ついぜんえこう)する意味ではなく、故人を縁として所属の寺院に参詣し、故人を追慕(ついぼ)し報恩の営みをするとともに、自身が聞法(もんぽう)のご縁をいただきます。
浄土真宗必携(本願寺出版社)より
今日は、午前10時から順光寺の永代経法要です。
曇りがちで風が冷たい1日ですたが、ありがたいことに多くのご参拝がありました。
お子様連れのお参りも多くありました。
現在、宗派では、親鸞聖人750回大遠忌宗門長期振興計画の「時代を担う『人』の育成」の一環として「全寺院『子どものつどい』(通称・キッズサンガ)」を推進しています。
キッズサンガは、「キッズ=子どもたち」と「サンガ=仏教徒の集団」の二つの言葉を合わせた造語です。
次代を担う宗教的情操豊かな青少年の育成を目的としています。
また、それだけでなく、お寺を子どもの居場所にするために、ご門徒、僧侶が力を合わせて寺院の活性化を図るものです。
順光寺でも、
「子どもたちをお寺にお連れしてください」
と、呼びかけを行っていましたが、ご門徒のみなさんが見事に応えてくださいました。
本当に、ありがたいことです。
法要全体を通して、ご門徒の皆さんの熱意に圧倒された法座でした。
(若院)