2019年の春から始まった本堂改修工事が、この10月、附帯工事も含め全て完了いたしました。
工事期間中、ご参拝の皆様には大変ご不便をおかけしました。工事を終え、今まで以上にお参りしやすい環境を整えることができました。
門信徒の皆様のご協力をいただき、無事工事完遂の運びとなりました。お力添えに深く感謝申しあげます。
本堂屋根工事・耐震補強
本堂の屋根瓦工事と屋根下地・補強工事を行い、梁を改修しました。
また、耐震強度を高めるため、耐震壁を設置しました。正面の両側一間分を壁構造とし、東壁に筋違い補強、南壁両側に構造用合板補強を行いました。
本堂正面改修
本堂正面の向拝(ごはい)をヒバ材を用いて全面修復しました。ご高齢の方でも上りやすいように階段の勾配を緩くし、両側に手すりを付けています。
また、気密性を上げ暖房効果を高めるため、正面の戸をサッシ戸に取り替えました。障子はワーロン障子に取り換えています。
本堂内部改修
本堂の畳替えを行いました。和紙を使った畳ですので、耐久性に優れています。
また、照明の改修を行い、本堂内はLEDライトに取り替えましたので、全体的に明るさが増しました。
併せて、音響周りの整備も行っています。
その他、附帯工事として、庫裏や厨房等の整備を行いました。
本堂改修落慶慶讃法要・住職継職奉告法要に向けて
11月23日(土・祝)には、門信徒の皆様をご招待し、本堂改修のお披露目となる法要・式典を執り行います(住職継職法要を併修)。
11月10日には、法要・式典に向けて習礼・リハーサルを行いました。当日が穏やかな天候となることを願っています。